隣のあいつ act 11

火傷した所が熱い。ジンジンと脈を打つ。氷なんて、今更おそい。「この痛み、嫌いアル……」それは、高い音を鳴らす、この心臓に突き刺さる音、それとも、火傷の跡か。神楽も分からなかった。..............(すっかり遅くなったアル・・)短時間のコンビニのバイト。着替え終わった時には、午後9時を過ぎていた。仕事をしていても、頭の中で何度も出てくるのは、あいつの事ばかり、客の前で、何度フルフルと頭を振ったか分からない。...

隣のあいつ act 10

「神楽ちゃん、大丈夫?!ごめんなさい・・私があんな事言ったから・・」キッチンから出てきた、神楽と沖田にすぐさまお妙は駆け寄る沖田は、あんな事?と聞くが、慌てた神楽が、その会話を中断させた「お前、手ぇ大丈夫だったか?」わたわたしている自分に話しかけてきた。コレは好都合と、返事をする「う、うん、ってお前誰ネ?」首をかしげる神楽そこに居たのは、土方、山崎、近藤だ。三人は、簡単に自己紹介をする知り合いが出...

隣のあいつ act 9

(めずらしいな。あいつが動くなんて・・・)先程までの、一部始終を見ていた土方は考えたカフェテリアに来てから、キョロキョロと周りを見回す沖田それを、何か気になり、沖田の観察を始める目の前にある飯を黙々と食べる相変わらず、周りに女がやってくるそして、それは自分も変わらない事だが、土方にいたっては、相思相愛の彼女が居る事は、広まっている席には、近藤、山崎と居るが、女は常に沖田にへと視線は向けられるしかし...

隣のあいつ acrt 8

「お腹すいたアル~」大学のカフェテリア。実はここの時間が一番神楽は好きだった一体何を食べようか・・?今日は何にしようか・・?考えるだけでも幸せに感じた。至福の時だったしかし、それと同時に、この空間に、あいつが居ないか、無意識の範囲で探す視線を泳がせていると、隣の妙が、顔を覗き込んだ「神楽ちゃん、誰か探してるの?」「ぅえっ?!、だ、誰も探してなんか・・」明らかに、どぎまぎとさせる神楽。頭の中での想像...

隣のあいつ act 7

「あ~! やっぱり一人暮らしは最高アル!」 ダンボールが山積みだった部屋は、少しずつだが、確実に片付けられていき、今では立派な部屋へと変わっていた。 絨毯の上に寝転がり、う~んと背伸びをする。 キチンと片付いた部屋。心身ともにリラックスをしていた。 台の上のココアと取って、すする。ちょっと熱かったらしく、すぐに又台の上に戻された。 そんなとき、着信音が鳴った。 神楽はあからさまに嫌な顔をした。 「また、...