FC2ブログ

文化祭 act 1

読者の皆様
いつも読んでくださってありがとうございます☆


続きを読まれる方は
ぜひ、コチラからどうぞ
(えんぴつマークの英語のところです)
↓↓↓↓↓↓↓↓



「ココはどうするアル?」
「ここはね~」

放課後の教室。いつもは帰るクラスメイトも、ここ何日も居残りを決め込んでいた。
もうすぐ学校あげてのお祭、【文化祭】があるからだった。3年生で留学してきた神楽にとっては、初めてで最後の文化祭だと言う事で。楽しみで仕方ない。
どんな些細な事でも楽しく、クラスメイトと何か一緒になって出来る、それだけで神楽には十分嬉しかった。

3Zの出し物は、お化け屋敷。色々作っていくのは、面白くて仕方なかった。
色を塗り、おしゃべりしながら、すこしづつ完成していく。楽しみで仕方ない神楽だが、不機嫌になる事もしばしばあった。

「お前も少しは手伝ったりしろヨ」
「嫌でさぁ、面倒くせぇ」
「めんど…!!そんな言い方ないアル。」
「何が面白いんでィ。俺には分かりやせんねぇ」
鞄を持ち、すたすたと教室を出る沖田。そんな沖田を、悔しいような、寂しいような。そんな気持ちでみる。

一緒に、この時間を過ごせたら、どんなに楽しいだろう。神楽は思うが、沖田は全く興味がないようで、放課後もすぐに教室から出ていった。
そんな時、いつも神楽は唇を噛み締め、恨めしそうに沖田を見ていた。
が、そんな事をしていても状況は変わらないと作業に戻っていくのだった。

「神楽ちゃん、ほっときなさいな。」
「そうっス。うちらだけでも頑張ったらいいんス!」
「神楽ちゃん、ごめんなさいね、総ちゃんが」

拗ねた神楽を元気づけようと、いつものメンバーである3人は声をかけては見るが、どうやら中々一筋縄では行かないらしい。目を見合わせため息を漏らした。

思えば、文化祭の話が出たときから、沖田は乗り気ではなかった。
マイ・アイテムであるアイマスクで目を隠し、周りでガヤガヤと声が聞こえるが、そんなのはお構いないしだと、寝息を立てていた。もしくは教室を出て行った。

そして乗り気ではないのは、沖田を始め、土方、近藤、高杉もだった。話には参加しないのは勿論。
放課後も手伝うという事は一切しない。沖田に気がある神楽は、何とか一緒に盛り上げて行きたかったが、それは敵わぬ夢であった。

もう知らないネ。アイツは居ないものだとして楽しむアル…。

ふてくされたまま神楽は文化祭の準備に没頭した。
実の所、神楽が没頭しなくても結局は神楽は準備の中心に居なければならなかった。
それもこれも、銀ちゃん事、銀八が神楽の思い出にと、そしてそんな神楽の暴走を止めるのに一番最適な志村 新八を実行委員に任命したからだった。

「新八ィ。クラス対抗ライブ…あれどうなってるアルカ?」
「どうなってるもこうなってるも、全く出来ない人たちばかりだから、正直話にもならないよ。」

新八が顔を曇らす原因の【クラス対抗ライブ】とは、出し物の中の一つで、文字通り、クラスごとにライブを披露し、一番投票数が多かったクラスが勝ちと言うものであった。

「てかこの企画一体誰が考えたんだ?うちのクラスに一番向いてないよね。」
「私もそう思うアル。…でも、売り言葉に買い言葉で乗ってしまったネ」

ため息を出した神楽の言葉通り、今回の企画は、他クラスの子が持ち込んだ話であった。

当初、この話に乗る気は全くなかったのだが、銀八のヤレと言う一言で、実行委員会で決定した。
勿論、この組には、そういう類の生徒はいないと分かっていて賭けに出たのだ。
自由奔放。何故か顔がイイ奴がZ組にだけ集結している。全部面白くなかったのだろう。
文化祭と言う、大きな舞台で恥をかけばいいと、別のクラスの子達は笑った。

「歌は新八が歌うヨロシ」
「オイィイイ。何で僕が歌うんですか!無理ですよ!無理。」
「無理じゃないネ。行って来い新八!お前なら出来るネ。きっと!」
「出来るね、きっとじゃねぇよ!神楽ちゃんこそ歌えばいいじゃないですか」
「ライブで演歌熱唱してもイイアルか?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「大体、歌のウマイ奴の一人や二人、居るはずネ。探してくるアル」
「そんなモン、当の昔に探して居なかったでしょ!」
「じゃあ、やっぱり新八で決まりネ。私よりはマシアル」
「フォローになってねぇよ・・。百歩譲って歌は僕が歌うとして、ギターとかドラムはどうするんですか?誰も弾けませんよ・・。他のクラスの子に頼むしか・・」
「うーん。楽器かぁ。じゃあ、私が借りて来るアル。あとそれと新八・・」
顔をあげて、何?と神楽に視線を向ける
「本当は、勝ち負けは関係ないネ。皆で楽しめたら・・それでイイアル!」
笑顔でそういうと、神楽は教室から出て行った。残された新八は、もの凄いプレッシャーを受けたような、何だか心があったまってくような気持ちに襲われ、頑張ろうかなと誰も居ない教室でつぶやくのが聞こえた

    


・・・・To Be Continued・・・・・

パスワード入力式のちょこっと小説は、これらランキングバナーのどちらかにパスが隠されて降ります 
↓↓↓↓
にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ
 
↓↓↓
沖神Rank> 
Category: ★文化祭
Published on: Thu,  25 2010 20:50
  • Comment: 0
  • Trackback: 0

0 Comments

Post a comment