30000hit記念小説 side神楽 後編

きっと、私今・・顔真っ赤ヨ

「彼が、ずっと待ってる相手なんだね。素直になるんだよ・・」
なんて・・

だって、私先生に、総悟の事、何にも話してない・・
やっぱり先生には、何でも分かっちゃうんだよね・・

でも、先生・・。それやっちゃ駄目ヨ。
耳打ちなんて・・隣を見れば、ほら、不機嫌な顔
ヤキモチやいちゃってる。

不機嫌な顔、そんなヤキモチやくくらいなら、さっさと一言言ってくれれば
総悟が喜ぶ事、言ってあげれるのに・・

何で一言、言うだけなのに・・そんなに言えないこと?
私、何か間違ってる?謝って欲しいって思うこと、そんなにいけない事?


不機嫌で、無愛想な言葉
ちっちゃく、先生って言ってみる。でも、聞こえなかったみたい
嘘つき、本当はちゃんと聞こえてるくせに・・嬉しいくせに・・
むかつく・・・でも、そのほっとした顔・・ちょっと嬉しい。態度で丸分かりヨ。








総悟のばか・・診察くらいで怒るなら、とっとと、私に謝ればいいのに・・

総悟のばか・・そんな顔するなら、どうしてもっと大切にしてくれなかったの・・

総悟のばか・・そんな目をするくらいなら、どうして名前を呼んでくれなかったの・・

総悟のばか・・全身から、私の事好きって言ってるのに・・どうして言葉に出してくれないの・・?



たまんない・・こんなバカな人

たまんない・・こんなバカを愛してる自分



何も聞こえてない
そんなに怒るくらい・・
どうして・・あんな酷い事・・
『総悟』もぅ何ヶ月も呼んでない・・

思わず、声に出してた。大きな声で、ちゃんと気付いてって・・

感情が高ぶった。ちょっと貧血で、体がふらついた
そしたら、いつも側にいて、いつも抱いてくれてた、総悟の胸

久し振りに聞いた・・総悟の『あぶねぇ』
つまずいて、転びそうになるたび、そう言って、いつも私を支えてくれた
嬉しくて、泣きそう・・



ねぇ、本当に総悟だけが悪かった?
ねぇ、本当は私も何か言わなきゃいけない事・・なかった?

万事屋に来てくれた時、本当は、凄く嬉しくて、もぅとっくに、まだ好きだって思った
抱かれてる時、時間なんてとまればいいって思った

なのに私、総悟に、何も言ってない

入院費を出してくれた時も、お金を助けてくれた時も、毎日袋いっぱい買って来てくれた時も、何も言ってない
私のは、ただの意地・・
でも、総悟は、ちゃんといつだって態度で示してくれた

いつも、先のこと、ちゃんと考えてくれてる
それを、私が、拒否しただけ・・謝る機会をあげようとしなかったのは・・私
部屋に、上がらなかったんじゃない・・上がれなかったんだ・・

私を見るだけだったんじゃない。見るしか出来なかったんだ
全部、全部、私が拒否をしたから・・



「ごめん・・・」

一言、言うだけのつもりだった

でも、一言の所為で、ぜんぶ、ぜんぶ、出てきた

ゴメンネ、謝る事さえ出来なくさせて
ゴメンネ、言葉を出す事ができなくて、態度にだけでも出そうとしてたのに、気付かなくて

涙なんか、いっぱい出て、止まらなくて
でも、ぜんぶだしちゃえ・・って思った

離れたくない・・本当は好きで好きで、たまらない

総悟が、悪いのは俺だって・・
そんな事、もぅどうだっていい・・
なんで意地になっていたのか分からない
ただ、呼んで欲しかった。ただ、触れて欲しかった。ただ、抱き締めて欲しかった
ただ、愛して欲しい・・それだけだったのに・・

意地張って、バカみたい・・・。我慢して、泣けて来ちゃう・・

隊服姿の総悟・・本当はかっこよくて大好きで・・でも素直になれなくて、汗臭い・・なんて言ってた
隊服さえも恋しくて、思わず両手でぎゅっと握り締めた


..............


沖田は、震えるその肩を抱き締める
神楽は、その大好きな隊服に、自分を絡める

もぅ離れたくない・・

見慣れた桃色の髪が、ふわふわと動きながら、その自分の隊服の中から、頬を濡らした貌を見せる

一体どれだけ?
自分たちは離れていた
決して遠くないのに、誰より遠い距離

口をきゅっと結んでいた口から、漏れる声
「総悟ぉ・・そう・・っ・・そう・・」

泣きながら出す声、名前を呼ぼうとしてるその小さな口は、興奮して最後まで呼ぶことが出来ない
貌をゆがめた
「かぐら・・・悪かった・・俺ァ・」

隊服の中で、首を振り続ける
ゆっくりと、顔をあげ、重なった、蒼と紅の瞳

それは、どちらからでもなかった
それは自然に、重なった・・・

僅か、隙間があるほどの、躊躇いながらのキス
それでも、どきどきして、お互い、音が聞こえてるんじゃないかと思う
そして、それは確かに、聞こえてた
お互いの、鳴るこの音が愛しくて、それだけでスキだって叫ばれてるみたいで・・嬉しくて
又、重ねた・・

隙間なんてあげないくらいの・・
私の酸素なんか、ぜんぶあげる。だからあなたの酸素をちょうだい
あなたの温度を感じてあげる、だから私の温度を感じて

体に絡まっていた腕は、やがて首にと巻かれる
肩に置かれていた腕は、やがて腰にと巻かれた

絡めて、絡めて、口の中から水分がなくなるほどに・・
感じて・・他に何も感じなくなるほどに・・

気持ちは高まる
この体に浸透する気持ち
誰でもない、あなたにだけに感じる気持ち
決して、もぅ無くしたくない


「「愛してる」」



・・・・To Be Continued・・・・・




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ありがとうございます。日々精進していきますので、これからも宜しくお願いいたします
Category: ★十月十日(hit小説)
Published on: Wed,  12 2010 13:20
  • Comment: 4
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4 Comments

桜アップルパイ  

きっと!きっと!!!

ひやぁ~!!!やっと!やっと2人がよりを戻したぁ~!!!
待ってたよぉ!待ってましたよぉ!!!

いろいろあったけど、今回のことで相手がどれだけ自分に必要な
存在か改めてわかりますねぇ~☆

こんな困難?をくぐりぬけたなら、絶対に素敵な家族になりますねぇ!!!

愛してる…!!!!!!んまぁ~素敵、素敵のオンパレードだぁ!!!

早く40000hitなんないかなぁ~♪続きが楽しみ~☆

2010/05/12 (Wed) 23:42 | REPLY |   

ツンデレ  

Re: きっと!きっと!!!

本当は、あいしてる・・って台詞使おうか迷ったんだけど
悩んだ末・・つかっちゃったぁぁぁ!!

もっと使う場所ないかな?
被らないかな?って思ったけど
我慢できませんでしたi-175

2010/05/13 (Thu) 15:37 | REPLY |   

カズエ  

ウルウル(T^T)

やばいですぅぅ
ウルッときちゃいました
二人の愛、、、美しすぎる綺麗すぎる

2010/05/16 (Sun) 00:01 | REPLY |   

ツンデレ  

Re: ウルウル(T^T)

私の文章でうるっときてくれるなんてぇぇ☆☆

色々何回も試行錯誤してUPしたかいがありました
全消去したあと、一から書き直したんですよ・・泣

2010/05/16 (Sun) 15:28 | REPLY |   

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