50000hit act 2

俺がそんなモノに出るのが嫌いな事くらい、あいつが一番分かってるはずだ・・なのに何故・・・

少しイラつく、だから喧嘩になる前に、少し怒った態度を見せれば、すぐにあきらめて、そんな考え捨てると思ったんだ・・・


「オイ!神楽!!」
体中の汗と言う汗が吹いた。決して蒸し暑い所為ではない。冷や汗・・・

「・・・ぅぅぅ・・・痛っ・・・あぁぁ!!」

額は汗でびっしょりになる、神楽
その汗を袖でふき取り、背中を一生懸命さする
気持ちの中では、とにかくどうすれば・・・との思いが巡る
携帯に手をかける。ココからだと病院まで遠くはない。何なら屯所の誰かに車をとも考えた
その手を神楽が止めた

「だ、大丈夫アル・・・はぁ・・はぁ・・休めば平気ヨ」

背中を総悟の右手に預け、尻を付き、腕にもたれかかる
目を瞑って、浅い呼吸から、ゆっくり、ゆっくり、深い呼吸へと切り替える・・・

「悪かった・・俺ァ大変な・・」
「違うアル・・私の我侭だったネ。もういいアル、でも、病院には、送ってくれると嬉しいアル・・」
目を瞑ったまま、ゆっくりと言葉を出した
ふぁ~と風が舞い、神楽の髪が一緒に舞う。
それを気持ちよさそうに神楽は感じている

「何時から何でィ・・・」

真っ黒な自分の視界から聞こえてきた言葉、ゆっくりと重い瞼を開けた

「・・・一時・・・」

項をガシガシと掻きながら、総悟は口を開いた

「行くぜ・・送れたらやべェんだろィ」
ゆっくりと神楽を支える。そしてそのまま体を立たせる
神楽は、きょとんと言う顔に一瞬なる。どうやら意味が理解できていないと思われた

「だから・・・参加してやるっつってんだろうが・・これっきりだからな」

目を、真ん丸く開き、その直後、その顔は、この季節にぴったりの、ひまわりの様な笑顔へと変った
思わず、ぴょんと跳ねた神楽に、沖田は冷ややかな視線を送る、又あんな風になったらどうするんだと・・
一瞬まずった様な顔をするが、嬉しくて仕方ないらしく、こみ上げる笑顔を隠すのが必死らしい
そんな神楽を総悟は見て、柔らかく自身も微笑んだ
だいすき・・・・・そう言いながら腕に絡み付く神楽を、本当に愛しい・・そう感じた総悟だった

ゆっくり、歩く。途中車でいくか・・との言葉に、歩いて行きたいと神楽は返す
少しでも、こうやってくっついて居られるデショ?上目使いで見上げた。照れ隠しに、その柔らかいほっぺを、ぶにっと掴む。いひゃい・・・と返す神楽の面に、思わず吹く

ぶさいく・・そういった総悟の顔、言ってる事と、してる顔が違う~っと神楽も笑った
蒸し暑くても、この絡まる腕を放したくない・・二人そう感じた

少し歩くと、前方から見覚えのある車が見えた





「沖田隊長ぉぉぉ!!!!!」
自分たちの丁度前で、その車は止められる
そして、出てきたのはおなじみの顔、山崎だった


「何してんでィ」
無表情で沖田が返す

「それはこっちの台詞ですよぉぉ。今日は隊長会議があるから、それには出席するようにって、局長からも、副長からも、散々いわれてたでしょうが。二人とも、怒り狂ってますよ。早く来てください!俺の命のともし火まで無くなるんですからぁ!」

早く乗ってくださいとの山崎・・・無意識に隣を見た。神楽と目を合わせることなく、深く考えているような顔。今しがた思い出したのだろうか・・・。その顔から察するに、大事な会議であることには間違いがない。おそらく沖田の中で考えていること、又しても、神楽と仕事を天秤にかける事になってしまった事へと表情だとすぐに神楽は分かった

一瞬俯いた・・・一瞬考えた・・めまぐるしく・・深く・・。
山崎は、涙目で時間がぁぁと訴える。そんな山崎を無視する様に変らず考えつづける総悟

そして、顔をあげた



「行ってくるヨロシ。私は一人で行くアル」

間髪居れずに、こちらを見た総悟

「大丈夫アル。仕事と同じ位私の事大事って伝わったから!もう私は大丈夫アル。これから総悟には、沢山沢山稼いでもらわなきゃいけないカラナ。減給なんてされたら私も困るアルヨ!」

その笑顔は、嘘でもなければ、造り笑顔でもなかった
この数ヶ月間、二人で乗り越えてきた道・・そこに確かにあった足跡があるからこそ言えた言葉だった
仕事と自分のどっちが大事か・・なんて聞いた私。それは確かにどっちも大事で、でも比べるところが違うって事。

強く神楽は微笑んだ。
頭をぽんぽんと置く、上を見上げ、笑う神楽に、ちゅっと、音がなった
山崎は、涙目から、一変、固まった。唇にちゅっと、頬にちゅっと、瞼にちゅっと・・落される温度
最後にもう一度、唇に、落とされた心地よい温度・・・ふふっと神楽は笑った

・・・・To Be Continued・・・・・


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ありがとうございます。日々精進していきますので、これからも宜しくお願いいたします
Category: ★十月十日(hit小説)
Published on: Mon,  31 2010 09:46
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4 Comments

桜アップルパイ  

んもぅ!!だからザキはいつまでたってもザキなんだよぉ!!!!

オィィィィィィィ!!!!!!!
神楽たん大丈夫ですかぁ!?ちょっち危険やのー
ほほう、最後は総悟がおれちゃったのですかぁ!!
よかったねー神楽♪
って思った矢先に…
んもぅ!!ザキ邪魔すんなよー!!!!
せっかく今いいとこだったのにィ~!!!!

ってもどかしい気持ちな桜アップルパイでしたぁwww

2010/06/01 (Tue) 04:58 | REPLY |   

ツンデレ→桜アップルパイ様  

いつも、沢山のコメントありがとうぅぅ★
コメントは、勿論ぜぇぇんぶ見てるよ!!コメントを見るのが、私本当に好き!!勿論解析見れば、沢山の方が見てくれてるのは分かるんだけど、誰が・・・とまでは分からないでしょ?でも、ちゃんとコメント見ると、あぁ、ちゃんと見てくれてるんだぁぁってすっごくすっごく幸せな気分になるんだよ∑o(*'o'*)o 鍵付きの、私しか見れないコメントも、しっかりといつもみてますO(≧▽≦)O

あぁ、こんな事思ってくれながら読んでくれてるぅぅって思いながら!

それで、何故、一度にまとめてコメ返しをするかと言うとね、コメントを表示できるコメントの数ってモノが決まってて、新しいコメントが入ってくると、溢れたやつは、画面上から消えていくでしょ?勿論私はいつでも見ることが出来るけど・・。せっかく書いてもらった大切なコメントを、私のこめ返しが多い所為で消えていくスピードが速いなんて駄目!!と思って、桜アップルパイさんの記事を全部読んでまとめてお返事するようにしたんですぅ(*´∇`*)

ちゃんと、毎回読んで幸せな気持ちに浸ってるからね★

hit小説は、楽しんでもらえて嬉しい!!
神楽の心の闇と、その仕返しを書いて見ました
書いてる途中楽しくて、タイピングが追いつかない自分をのろった(笑)考えながら書き上げてて、書き上げるまで、5時間ぐらいかかった(でも、満足できましたぁぁ)
あれよあれよと言う間に、又もや近づいてくる60000hit
とにかく驚きだけヨ★
新作も始まったから、楽しんでねぇ(*'-'*)エヘヘ

2010/06/02 (Wed) 05:02 | REPLY |   

桜アップルパイ  

安心☆納得☆ありがとうございましたぁ!!!!

コメの事むっちゃ安心しました!!!!
ありがとうございます☆

hit小説はホントに楽しみました☆

5時間!!!?
すごっ…凄いですネ~
惚れ直しちった(にゃは☆
ホントに尊敬、尊敬ですよー!!!
いや、もう本当にお疲れ様でしたぁ!!!

新作…絶対楽しみます!!!!!!!!!!
てか、絶対楽しめると思う★

2010/06/02 (Wed) 05:44 | REPLY |   

ツンデレ→桜アップルパイ様  

新作・・出すときはいつもドキドキナンだよ!
あぁ、皆おもしろそう・・て思ってくれるかなぁとか☆
しかも、今回の話しは、私のお気に入りなので、余計ドキドキ((o(> <)o))

だから、絶対楽しめるって聞いて、本当に嬉しかったぁ(*´∇`*)
小説書くのって、実は結構時間がかかってね、
(たんにタイピングが追いつかないだけ )
必死です!

鍵付きコメもみたよぅぅ。
総ちゃんの仕返し!あれは良かったでしょ?書いてて思わず
私もザマーミロぅぅと思った(笑)
もうね、神楽の心の闇を優しく聞いて、更にみんなの前でのラブラブイチャイチャ・・・こうでなくっちゃ!!

土ミツ!私今回だすつもり無かったんだけど、描いてたら、自然と出ちゃってた(笑)
でも、ナンだろう・・神楽が笑ってる情景が手に取るように浮かんできて、良かったねって思いました!

アレ?作文?

2010/06/03 (Thu) 05:07 | REPLY |   

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