60000hit act 2

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「はぁぁ~~何で総悟は、こんな遠くで・・・」

重いせり出してあるお腹を抱え、休み休み、神楽はメモを見ながら歩く

教えてもらった場所。この辺りではないらしく、行き方を教えてもらい、電車を乗り継ぎ、降りた
財布には、僅かなお金。自分の貧乏さを呪う。
いつもツーカーの様に、総悟と一緒に居るため、自分にお金は必要ない。だから持ち歩かない。持ち歩く金も無い。どちらかと言えば後方の方が正しい

電車代も思わず高くつく。
涼しくなった9月。だからまだ良かった。傘を握り締め、ゆっくりゆっくり進む
何でこんな所まで総悟はきたのだろうか・・・

江戸にだって、ちゃんとあるのに・・・。

そんな事を考えてると、ぎゅるるとお腹がなる。考えた末、コンビニに寄って、おにぎり3つとお茶を買う
こればかりは仕方ない。腹が減っては戦は出来ぬ!そう意味もない事を考えながら、神楽はおにぎりをほうばる

街的には、江戸とそう変わらない。にぎやかな街、溢れる人。だったらやっぱり江戸でも・・
モグモグと食べながら考える。駅からは、すぐに近いと言われた
最後の一口を、あぐっと口にほうりこみ、口を動かしながら歩く

確か、左側・・・左側・・・

「アッ!!あった!・・・・ってココ」

見上げる程の建物。
大きなガラス窓の向こう側には、キラキラと光る宝石の数々
最近立てられたのだろうか、まだ新しい。それに、どうだろう、この大きさ。
少々不安になる。とても入れるような雰囲気の店じゃない。間違いではないだろうか・・しかし、メモに書いてある店と同じ名前・・・・・一歩踏み出す

スーと自動で開く。
思わず中に入ると、いよいよ自分が場違いな感じがする
色とりどりの、見慣れない宝石の所為で、目がチカチカとした
入り口の前に立ち尽くしていると、従業員の女性の一人が、神楽と目があい、優しく微笑みかけて来た

笑顔。ただそれだけだったが、神楽の心は、幾分落ち着いた
いらっしゃいませと微笑む女性に、電話での事をつげると、丁度電話をかけた本人であり、奥の座席へと案内された

「奥様になられる方ですよね」

女性の微笑みは、本当に柔らかく、ミツバをふと思い出した
神楽はコクンと頷く。

「実は、本当はこんな事言っちゃいけないのかも知れないんだけど、沖田様があんまりにも格好いいから、どんな人がコレをもらえるんだろうねって、皆で話してたんです」

そう女性は微笑みながら、小さなモノを、コツンと神楽の前に置いた

「こんなにお綺麗な方なんですもの。美男美女って本当にいらっしゃるんですね。それに素敵な赤ちゃんまで・・。とってもお幸せそうですわ」

まさか、喧嘩して、一人で黙って取りに来ましたなんていえる訳がない。少しはにかみながら、流した
女性は、てっきり、総悟が取りに来るものだと思っていたと話す。そして、ある意味こうゆう形のサプライズもありですねと、笑った。

神楽の前に置かれた、小さなモノ。中を見たくてウズウズしてると、女性は丁寧に取り、ゆっくりと、上にパカっとそれを開ける
そして、もう一度、神楽の前に置いた

「う・・・わぁぁ・・・凄く・・綺麗アル・・」

うっとりとしている神楽に向って女性は、はめてみますかと聞く。
思わず、え?と聞き返す神楽の手を優しく取り、その手に、ゆっくりと指輪をはめた
その指輪は、神楽に寸分狂わずピッタリだった。女性は、沖田様、お客様の事、よく分かっていらっしゃいますね。そう笑顔を見せた

コレには神楽も同感した。指輪のサイズを測った事もない。寝てるときにでも、適当な指輪で照らし合わせたのだろうか?そう思うと笑みが漏れた

自分の手を眺めながら、綺麗・・・そうつぶやく。

「真ん中は大きな宝石が、ブルートパーズと言う宝石で、お客様の誕生石だと言っておられました。
そのブルトパーズの周りにダイヤを散りばめたデザインとなってます。
オーダーメイドジュエリーとなってまして、沖田様が考えられたデザインなんですよ。その指輪。お客さまにピッタリです。
真ん中のブルートパーズがお客様で、ダイヤのように輝いていると言う思いを込められたみたいです・・・。愛されてますね。羨ましいですわ。」

柔らかい微笑みに、思わず神楽も微笑んだ。
あの、人をからかうか、おちょくると言う方向性が強い総悟が、こんな甘い意味合いで作った指輪
にわか信じられなかった。でも、その指輪は、現にこうして自分の左薬指にはまっている。
何度見ても、どんな見ていても飽きることがないくらい、綺麗だった

早く、もう一度誤りたい。そして、自分で取りに来ちゃったけど、改めてありがとうと言いたい
そして、ちゃんと大好きだと言いたくなった

帰り際、ケースに指輪を丁寧に戻し、帰ったら、改めて総悟に指輪をはめて貰おうと気持ちは高ぶる
深々とお礼を女性にし、笑顔で店内を後にした。

電車までは、まだ時間がある、しかし、金はない。どうしたものかと店前のベンチに座る。ふと下を見てみると、黒の二つ折り財布が落ちてあった。神楽は特に意識をせず、拾い上げ、中を見る

「ご、五千円が入ってアルネ!」

財布の中には、五千円札一枚と少しの硬貨。免許書の類は何も入っていない。思わずガッツポーズをした。
悪びれもなく、その財布からするりと札を抜き取る。そして、財布はポケットにしまった。
神楽の考えでは、今この五千円を自分が使い、帰ってから、改めて総悟の財布から五千円を抜き取り、ちゃんと交番に届けに行く!
と言う、ナイスな案だと思わずク~と笑った

むふふと笑い、斜め前の本屋にまずは向う事に決める
もうすぐ出産も近い。見たい本は山ほどある。そこら辺の本を読み漁り、出る
電車の時間は、まだ時間がある。おにぎり3つしか食べられなかった分、目一杯食べたくなった

少し歩くとファミレスを発見する。神楽は上機嫌ではいる。食べたいものを注文できる。
食い過ぎだろィ。いつもそう言う奴は今はいない。
この際だとばかりに注文する。ウエイトレスは思わず口をポカンとあけたまま神楽を見ている

いつものファミレスの店員ならば、いわば名物的人物の神楽だが、この街では、目新しかったらしい

最後の皿を積み重ねた所で、時間も調度だと席を立った

ちょっと食べ過ぎた・・。もともと重たいお腹が、。より重たく感じられた
が、電車の時間もあることだと歩く。
休んでは歩き、休んでは歩き・・・そこで神楽はある事に気付く

「エッ・・嘘・・・・」




自分の両手、腕を確認する



無い




何処にも、あの指輪の入った袋が無かった




・・・・To Be Continued・・・・・

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ありがとうございます。日々精進していきますので、これからも宜しくお願いいたします 
Category: ★十月十日(hit小説)
Published on: Tue,  08 2010 14:37
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