90000hit act 2

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病院に着けば、玄関先で既に先生が待っていてくれた。恐らく前もって電話を入れていてくれたのだろう。
玄関口で、総悟と神楽を一度下ろす。そして、さすがにこの車じゃあという事で、後でまた来ると言い残し土方は帰って行った。
正直神楽はまだ歩くことが出来たのだが、診察室まで総悟が抱いていくと聞かなかった
嬉し恥ずかしい気持ちを抑えつつ、診察室へと直行する。

診察の結果では、まだ2cm程しか開いてないと言うことで、コレから陣痛が強くなるとの事だった
早産の事を心配していた二人だったが、37週を過ぎればいつ産んでも基本大丈夫だし、もう36週になる頃あい、赤ちゃんの推定体重を見ても大丈夫そうだとそのまま部屋へと通された

何より、完璧に陣痛が始まってるため、進行が止められないとの事だった
心配そうな神楽に先生が口を開く

「大丈夫だよ。赤ちゃんの体重も心配ないし、ちょっと早いけどきっと元気な赤ちゃんが産まれるから」
神楽はコクンと頷く。総悟は丁寧に頭を下げた

部屋に入ってからの神楽は、絶えず痛みが襲ってくるあまり、体がいつも強張り、余計に体力を消耗しているようだった

「オイ…大丈夫か?水分は?」
神楽は額に汗を掻きながら、コクンと頷く、ベットで寝て陣痛を絶えてもいいし、歩いて陣痛を耐えてもいいしと言われている。
総悟は急いで自販機に行き、戻ってくるなり、神楽を再び支える。口に水分を含ませ、起きたり寝たりと陣痛を絶耐える。
痛い、もあるが恐いも感情を占めているので、本当に体力を消耗しているようだった

看護師にとりあえず貰ったタオルで顔を吹いてやると、神楽の瞳が水を帯びた
「っ…」
ぽろりと涙が伝った。
総悟は驚き思わず神楽の顔を両手で包んだ

「どうした?痛てェのか?」
「こ、恐いアル…初めてで…とっても恐いアル」
痛みの合間、震える声で言葉を話した


「俺がついてンだろィ…泣くんじゃねェ。しっかりしろ!神楽」
実は優しい言葉をかけてくれると期待したが、しっかりしろとの声。余計に神楽は顔を崩した。
痛みと涙と恐怖と…。ベットに包まって一人耐えた。布団の中からは嗚咽と、痛がる声が総悟にも聞こえる
ただ、どうしていいのか分からないのは総悟とて一緒だった。どれほどの痛みかも分からない。
優しくするより励ましを…と思って言葉にしたが、どうやらその選択は間違っていたようで…

頭の後ろをガリガリと掻く。よもやこんな所に来てまで喧嘩なんか冗談じゃねェと思う
看護師は、痛みがこれから本格的になるので時々見に来ますねとの言葉を残して、とっくに居ない
部屋の中で、泣き声と痛がる声とで参りそうだった。

(姉上か、姐さんを呼ぶか…)
そう考え、神楽の布団に手を掛けようとした時だった

「「神楽ちゃん!大丈夫?!」」
女の子声色が二つ重なりながら、入って来た。今しがた応援を頼もうとした人物。
部屋に入ったトコでまず総悟と視線がかちあう。
そしてすぐに神楽の方を見ると、布団に包まった状態の神楽。しかも嗚咽、声。そしてこの雰囲気…。
お妙は、沖田の服をずるずるとひきずり部屋の外にでた

「また神楽ちゃんに何かいいましたね?」
「何かって…ただ俺ァ優しくするより励ましたほうがいいと思って…」

詳しく言って頂戴とお妙は微笑む
結果的に来たのだが、こいつを呼ぼうとした自分の選択も間違いだったと背中に汗を伝わした

丁度その頃、お妙とミツバの後方から土方、銀時、新八が現れる。
山崎と近藤は屯所に帰らなければならなくなり、別れた。
部屋に入るなり、ミツバに抱きつきながら、陣痛に耐える神楽。しかしその顔は夥(おびただ)しい量の涙で濡れている。
何事だと目を土方、銀時、新八の三人はその瞳孔をおっぴろげた
神楽は泣きながら、また一つ強くなった痛みを耐えていた。だが、泣くと言う行為に拍車をかけるのと、恐がって体が強張るのとで、ますます疲労を重ねている。
ミツバが水分を含まして飲ます。そしてミツバに再び抱きつくように手を首に回した。
しかしミツバとて腹の大きい妊婦。負担になるのは目に見えていて…。

それを見かねた銀時がミツバと変わる。神楽はふらふらと銀時の首筋に手を回し、鎖骨のトコに頭をぴたりとくっ付けた。そして痛みが襲うとその手を強め、半ば抱きつくように痛みを逃がす。
銀時は手の腹で涙を拭ってやり、何も言わずに頭をぽんぽんとしてやった。

「男はああ言う風に大きくないと…」
お妙が指すほうには、神楽と銀時が居て、それを見た総悟は少しふてくされたような顔をした

それに気付いた銀時が総悟に手招きをした
そして、神楽のてをやんわりと剥がした。視線をあげた神楽は総悟の顔をみると、その剥がそうとしているからだに、もう一度ぴたりとくっ付いた。

しかし総悟は、ココではイラつきもせず、ただ銀時の首からやんわりと神楽の手を離し、自分の肩にへと持ってこさせる
神楽はちょっと躊躇したようだったが、おずおずと肩にしがみつく
そして痛みが襲ってくると、その手に力を入れた

「ぅう… … … … … …」
一言苦痛の声を漏らした後、その声を漏らさぬ様に、ただ黙って陣痛に耐えていた。

神楽の頭を右手で包み込むように抱く。
「痛いなら…痛いって言ってかまわねェから…」
そこで言葉はきれたが、その思いは神楽にちゃんと伝わったらしく、よりその体を総悟に預けた

「ぃたぃ…痛いよぅぅ…総悟いた~いィィィ」
部屋中に、神楽の声が延々と響き渡る。その背中を抱かかえる形でさすってやる
全身は汗でビッショリ。その顔はまるで運動をしている様に、朱色に淡く染まっている


部屋の中には、コレだけ人数が居るが、汗を掻いているのは神楽ただ一人…
触れている神楽の温度が熱く、やはり大変なんだと改めて思い知った総悟だった
耳元で、大丈夫だ…頑張れとつぶやく。その低い声が神楽にとって心地よく
そのお蔭かすこし落ち着く事が出来たのだった。

新八は、和むような視線を銀時に向けた。やらやれと銀時は項垂れる。
こんなに大勢部屋に居ても仕方ないからと、二人をのこして一度下の売店にでも行こうかとの声。
総悟は、出て行こうとする銀時を呼び止め、おもむろに財布を投げ、売店でありったけのデザートと水分を買ってきてくれと声をかけた。
銀時は
「じゃ、銀さんのも買っちゃいまぁぁす!」
と上機嫌で売店へと向けた

総悟は視線を神楽に戻すと、またもや腰をさすり始める。
肩に置かれていた神楽の手は、腰へと回される。そして痛みが襲ってくるとその服をぎゅうと握り締め、声を出し痛いといい続けた。

そんな神楽の神楽を優しく包み、ひたすら頑張れといい続ける。
しかし、その頑張れが神楽にとって非常に嬉しく、本当に頑張ろうと言う気にさせてくれるのだった


そうこうしてると再び進行してるかを見るために診察室に呼ばれる。
重いからだを引きずるように、足を向けた、。歩く途中途中でも襲ってくる痛みにそのたび足をとめ、総悟の肩に体重を預けるように陣痛を凌いだ…




・・・・To Be Continued・・・・・

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Category: ★十月十日(hit小説)
Published on: Sat,  03 2010 11:14
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