非・日常的なせいかつ act 42

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傘に、ぽつ、ぽつ、ぽつ…空の雨雲からの鳴き声が聞こえてきた

神楽は傘で深く自分を覆う、蹲るように丸まっている体…。

何で?何であんな目を…。あんな目をするほど私が何をした?
生意気な口なんて、今に始まったわけじゃない事くらいあいつだって、きっと知ってたはずなのに、どうしてあんな冷たい目をしたかが分からないヨ。

朝に見た目、キスされた時に見た目、いつだってあいつの目は、あたしに微笑んでくれない。

神楽は、傘をぎゅっと握り締める
何故、沖田があんな貌をしたのかが分からない。たかが勝負…。確かに自分も悪かったことは認める
でもそれは子供っぽい反抗程度のモノ。あれほどの戯れ合いならば、今日じゃなくても日常的に行われている事。
あの無表情、そして、本当に殺気を含めたあの目…

恐かった、ただ怖かった。
ほんの少しだけ、もしかすれば、本当にもしかしたらだけど、ちょっとだけ沖田も自分の事をと思った時もあったのに、その相手にあんな目を、向けるはずが無い…と。

傘をさした事で、頬に伝うものが、雨だなんて言い訳も出来ず、自分が傷つき泣いてることを神楽は静かに認めた。
何で泣いてるのかなんて、今自分自身にも分からない。
ちょっとダケ自惚れてた自分が恥ずかしかった?沖田が自分にあんな目をした事が辛かった?
沖田が自分に対して攻撃を本気で仕掛けたことがショックだった?

頭で考えた事全てが原因で、形を得て、あふれたモノを必至に拭う
部屋に入った瞬間、絶対この部屋にあいつは来る、絶対来る…そう思ったら、気付いた時には荷物持って逃げてた
ただ今は帰りたくない、貌を合わせたくないと…。

雨音はそんなに酷くは無い。しかしそれが余計に泣いているようにも聞こえ、自身の涙を誘った。
すると、隣に気配を感じる。咄嗟、神楽は傘を深く覆う。
しかしそれを下から覗き込まれ、目を見開く。

「ね、君可愛いね、どっか遊びに行かない?ご飯奢ってあげるよ。」
何だこの男はと神楽は驚き、さらに深く傘で覆う。
すると男は横側から話しかける
「ね、行こうよ、おいしいもの食べよ。」

神楽は、自分が、またこの場所に来ていたと初めて後悔した。ココは、あの場所…。
涙を拭い、立ち上がる。こんな場所…一刻も早く逃げたいと。
その手を男は取った。神楽は始めて視界に男を捕らえる。神楽よりずっと年上。
ラフな格好で、ナンパ慣れしてそうな感じの顔。確かに顔だけで人を判断するのは非常識だが、確かにそんな軽い感じの男なのだから仕方ない。

「離すアル、」
神楽は男を睨み、掴まれた左手をブンブンと振る。
が、男は全くその手を離そうとはしない。それどころか楽しそうに口元をあげ、笑いながら神楽を見る
神楽は怪訝そうに眉間に皺をつくった。

「しつこい男は嫌われるネ。さっさとこの手を…。」
傘を持っているのでいまいちその手に力が入らず、いっそ傘を置き、この男ごとふっ飛ばしてやろうかと考えた
「君、綺麗だね?言われない?」
「言われないネ、そんな事いいからさっさと――。」
「それにスタイルもいいし、モデルか芸能人?」
「どれも違うアル!さっさと!」
「遊ぼうよ!変な事しないからさ。」
「そういう男が一番信用ならないんダヨ!」

大きく、ブンブンと振る。傘からはみ出た手は、しとしとと降り注ぐ雨で水を帯びる
その手を、いきなり引っ張られた、あっと思った時にはバランスを崩し、その男の方に倒れた。
傘と傘がぶつかった事で、運よくその胸にと飛び込む事は免れたわけだが、弾かれた傘の所為で、神楽の体は男の傘の中にはいり、気付くと目の前に貌があった

「ほら、やっぱ可愛い。ね、行こうよ。」
目を見開き息を呑み動じる神楽に目の色一つ変えない男は、相当女慣れしてると思われた。
咄嗟、掴まれている左手を離そうと、右手で男の手を持つ、その手を握られた。
雨が自分と男を濡らしてる事で、男の方も傘を手放した事が分かる
しとしとと濡らしてる自分と男、距離は近く、濡れた男の髪の毛から雫がぽたり、ぽたりと落ち、男の肩に染みを作る。

それを見計らった様に、一気に雨脚が強くなっていく
傘を差せば、容易くばちばちと音を立てそうな程、雨に打たれ、皮膚が痛い。
ザァァと降り注ぐ雨に、あっという間に髪も体もびしょ濡れになっていくのはお互い様で…。

「傘を取るアル。手を離すヨロシ。」
「逃げるだろ?だから駄目。」
「風邪ひくネ。」
「それ俺の心配?」
「馬鹿アルカ?私の心配アル。」
「手を繋いだままなら、片方だけ解放してあげてもいいよ。」
男はにっこりと笑う

髪はべっとりと肌にひっつき、相変わらず雨音は強い。
チャイナ服はべっとりと体に密着し、線が露になる。それがまた気持ち悪く、神楽の頭にとりあえず雨を凌ぎたいと言う思いが膨らんだ。

ため息を付き、神楽は口を開く
「分かっ―――。」
「いや、ちゃんと両手を解放しろィ、てかその手を離しやがれ…。」
言葉を遮った声は、今一番聞きたくない人物である事を瞬時に理解し、神楽はその声の方へと振り返った

・・・・To Be Continued・・・・・



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沖神Rank
Category: ★非・日常的なせいかつ
Published on: Thu,  29 2010 05:13
  • Comment: 2
  • Trackback: 0

2 Comments

雪良  

きました!キュンときました!!またええ所で、総悟が助けに来てくれましたヨ。
いやあ、トキメキます☆このトキメキがあるからツンデレさんのお話大好きです♡
続き楽しみです。早く二人がくっついてほしいものです。

2010/07/29 (Thu) 17:23 | REPLY |   
ツンデレ→雪良ちゃんへ">

ツンデレ→雪良ちゃんへ  

Re: タイトルなし

ツンデレ→雪良ちゃんへ">

キタ?!きちゃった?!
よかったぁぁ☆

私基本オリキャラがどんどん出てきますからねi-201
でも、に合って良かったです☆
もう少しで間に合わず、あの男と一緒に何処かへ言ってしまうところでしたからねi-199

おっと期待のフラグに近づいてェェェi-175i-198☆☆

2010/07/29 (Thu) 18:17 | ツンデレ→雪良ちゃんへさん">REPLY |   

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