非・日女的な生活 act 45

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ずぶ濡れになった自分達を土方は見ると、思わずタバコをポロッと落としそうになったが、そのしっかりと繋がれた手に視線を落とすと、何も言わず、ただ悟った表情を見せた。
程なく土方は神楽に風呂に入れと促す。しかし濡れてるのは沖田も同じ事であり、更にいえば、原因は自分にあるからと先に沖田に風呂に入れと神楽は言う。が、今度は沖田も加わりその体をまずは温めろと神楽の背中を押した。しぶしぶ神楽はその冷えた体を浴槽にへと預ける事にした。

その浴場前では、とりあえず着替え、更にタオルでぐるぐる巻きになった沖田が座っていた。
当たり前だが隊士は近づけない。

神楽は、沖田の事も気になり、早々に浴室から出る。
浴場前で沖田が座ってるのを見ると、若干驚く。恐らくこの間の様な事が起きないようにと、とった行動なのだろう。
神楽は沖田の肩を叩く。
「お前も早く暖まるヨロシ。」
「おまっ…早すぎるだろィ。」
「いいから早く入ってくるネ。」
「駄目だ。もう一度入って来い。」
「ハッ?!何言ってるカ。十分あったまったアル。それよりお前の方が心…。」
言いかけ思わず言葉を止めた。しかしその表情は正直で…。
沖田はふっと笑うと、立ち上がる。
下唇をかみ締め、俯く神楽の頭をくしゃくしゃとすると、神楽の横をするりと通り過ぎた。
神楽は着替えたその服を握り締める。
服に皺がきざまれる。

何て…何て、甘い蜜。甘く、甘すぎて、喉が焼きつきそうな、蜜。
その蜜を少し前まで、欲しくて、欲しくて、手を伸ばして、でも届かなくて、
欲しくても届かないから、それは余計に欲しくなって、我慢できなくて、
届かなくて泣けてきて、泣いて、やっと、やっと手に入れた、甘い蜜は、自分を蜜で侵食して行き、思わず、食われそうになる。

喉を潤そうとし、その蜜をぺろりと舐めると、焼け付くような甘さに思わず貌を歪めた。
慣れてないこの甘さに体が付いていかず、それでも舐めたい自分が居て、舐める。
焼きつかすその蜜は、やがて喉にピタリとくっ付き、浸透し、離れない。

それでもイイと思う。それがイイと思う。その蜜をもっと、もっと、あたしは欲する…。
いっそその蜜で自分を溶かして…そう思った。

......

「ゴリ!お前っッ!!大好きアル!」
食堂に行くなり神楽は近藤に飛びついた。目の前の光景に目をキラキラとさせ。
すき焼きの鍋がずらりと並ぶ。その鍋の合間には、野菜や肉が隙間なく置かれており、舌で堪能する前に目で堪能出来た。近藤は、声をあげて上機嫌に笑う。神楽はぴょんぴょんと体を跳ねさす。

食堂のおばちゃんの手伝いを神楽は揚々とする。
隊士たちもぞくぞくと風呂から上がる。神楽はその時を今か今かと待ちわび、全員がそろった時には、まるで子供の様にはしゃぐ。今日ばかりは神楽は皆と食をともにした。いつもは平均前か後かに食す神楽にとってそれは新鮮な光景だった。

隊士たちもそれは新鮮な思いではあった、が、神楽が自然と沖田の席の隣にすわった事で、何かを悟り、涙目で遠くを見つめた。
そんな隊士に全く気付いていない神楽を他所に、沖田は鼻で笑った。
大食い選手権大会を総なめ出来るほどの実力を持つ神楽だが、常識という文字をこの数年で学習出来た。
鍋ごとすする様なマネはせず、あくまで談笑を楽しみ、食と言うモノを楽しんだ。
時に自分の席の前に座る土方がマヨネーズを絞るのを見て、思わず貌を歪め、沖田と罵る。

近藤の何気ない、仲直りをして良かったなとの声には思わず神楽は赤面し、それを見た隊士は咽び泣きながら飯をかっ込んだ。
土方の、すげェ人気ぶりだなとのつぶやきに沖田はギロリとその視線を土方に投げた。
神楽は土方の隣の近藤、そしてその隣の山崎と談笑を始める。
その台の水面下では、沖田が思い切り土方の膝を蹴り上げた。一瞬土方の貌はよじれ、次の瞬間、沖田の弁慶の泣きトコロを蹴った。そしてにやりと笑った。
しばし注目を2人は挟み、突如『やんのかコラァァ!!』と同時に立ち上がる。
驚いた神楽達は両サイドでそれを止めにかかった。

「静かに食えないアルカ。」
「いや、あいつをとりあえず殺ってから食と言うものを初めて楽しむ事が出来んでィ。」
「訳の分からない食の美学を作るナ。」

「トシ、とりあえずお、落ち着こう。な?」
「いや、近藤さん、とりあえず総悟を殺ってからマヨネーズと言うものを初めて楽しむ事が出来んだよ。」
「その誰にも理解できない食の美学はとりあえず捨てよう。な…。」

相変わらず睨みあいをしながらその食は進まれていく。

隣同士で談笑する沖田と神楽の間柄は、ここ数日間のモノとは、
全く異なり、自然で、かつ柔らかく、甘い雰囲気がただただ漏れていた…。


・・・・To Be Continued・・・・・

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沖神Rank
Category: ★非・日常的なせいかつ
Published on: Mon,  02 2010 06:27
  • Comment: 2
  • Trackback: 0

2 Comments

Ayako  

またもやPCの前で噴き出しました(笑)
周りに家族いなくて良かったー^^;
二人の食の美学・・・(汗)

にしても、やっとですねぇ・・・(←誰?)
やっとこさ結ばれてあたしの幸せ絶頂です♪

ていうか神楽ちゃん、からすの行水なんですね(笑)
実はあたしもなんです!ちょっと親近感わきました☆

最近毎日更新してくださるので嬉しいです!でも無理はしないでください*^^* 続き待ってます!

P.S.もしよろしければ、教えてください^^ツンデレさんはボカロの8人のなかで誰、またはどの組み合わせが好きですか?

P.S.S.もうすぐ140000hitですね!早!隣のあいつ待ってます☆

2010/08/02 (Mon) 14:53 | REPLY |   
ツンデレ→ayakoちゃんへ">

ツンデレ→ayakoちゃんへ  

Re: タイトルなし

ツンデレ→ayakoちゃんへ">

食の美学…笑っていただけてとにかく嬉しいッス☆★

トッシーっと総悟はこうでなくちゃ!!
ギャグと萌えと、切なさと…何とか頑張って
上達していきたいんだぁぁ★!!

あっ!えとね、私はレンとリンが一番好き!てか、レンとリンは私の中での沖神!!
後は、カプじゃなくて、個人的にはミクとメイコ姉と、アイスカイトが好き!!
でも、やっぱレンガ一番っスi-175

2010/08/02 (Mon) 19:23 | ツンデレ→ayakoちゃんへさん">REPLY |   

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