非・日常的なせいかつ act47

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海の家。
新撰組、一番隊隊長、沖田総悟、副長、土方十四朗は水着姿の女に群がられていた。
二人とも隊服を脱ぎ、スカーフも着用していない。ベストとシャツ姿になり、それでも暑そうに腕の袖をまくっている。囲う女の頭上からは、晴天が覗き、太陽がコレでもかと照りつけていた。
土方は青筋を立て、退きやがれェェと言いたいのを我慢するような面で女を自分の体から離していた。
沖田はコレ以上ないほどの面倒くさそうな面で、同じように女を剥がす。だがすぐに別の女が腕に絡みついてくる。全くもって終止がつかないような状態になっていた。

そんな二人を頬を膨らましながら口を尖らせ、店内で、木で作られた椅子と台に腰かけ、しゃりしゃりと注文したカキ氷を神楽は食べていた。暑い日差しから守るような店内は旋風機が何台も頭上に取り付けられており、首を休む暇もなく動かし続けていた。
目の前に広がる海からの潮の匂いは鼻腔をかすめ、それだけで少し涼しくなるような気がした。

店内はまだ朝早いというのに客が溢れている。男ずれの客、女だけの客。様々だ。
せっかくの海だと言うのに目の前の男に群がる女の群れで、ちっとも海が見えないじゃないかと神楽は益々不機嫌になった。

「まぁ、チャイナさん、そう膨れるな。俺もこうなると思って避けてたんだが、夏風邪で来る予定だった奴が倒れちまってだな。仕方なかったんだ。」
神楽は、別に何も言ってないアルと、目の前に座り、同じようにシャリシャリとカキ氷を食べる近藤に拗ねた様に言った。
カキ氷のスプーンを口に咥えたまま、その視線を沖田へと注ぐ…。

事の起りは、朝も朝、神楽が寝ていると廊下から、近藤の声が響いたことから始まった。
まだ寝ていたであろう土方と沖田が眠そうに自室から出てくると、近藤は二人にすがるように言葉を出し始めた。
その話を障子越しに神楽は聞く。
海の家の警備に行く隊士が夏風邪で寝込んだと言うのだ。
人が多いゆえ、トラブルもおきやすい。何がおこるか分からない事に加え、人数も足りない。今日の勤務は夕方からの二人にとって気が遠くなるような話しだった。特に沖田に居たっては、夕べの出来事から自室に戻ったのは、明け方に近かった。それを数時間で起されたのだ。
しかし、他ならぬ近藤の頼みを断るわけにもいかず、承諾した。

近藤は、神楽にも声をかけた。
店内でならば、熱い日差しからも体を守れるゆえ、着いて来ないかと。神楽は喜んだ。
傘の代わりに麦わら帽子を、チャイナ服の変わりに、お妙に貰った、薄地の真っ白なワンピースを…。
ただ、いつもと違う格好を沖田に見せるのは恥ずかしく、更に一緒に行くという事も言わないまま、沖田が土方と出た後、近藤と一緒に来たのだ。

しかし着いてみると、沖田に群がる女に唖然とし、ふつふつと嫉妬が膨らんだ。せっかくのワンピースも見てもらえないと神楽は拗ねたのだ。
沖田がモテると言うのは頭では分かっていたが、こんな風にアリアリと見せ付けられるは初めてであり、やっぱり不安な気持ちがこみあげる。近藤は神楽の機嫌を伺うようにカキ氷を奢ったが、そこに出くわした沖田と土方の姿は逆効果と言えた。参ったなと頬を掻く近藤を見た神楽はため息をはき、立ち上がる。

「ゴリ、カキ氷ありがとうアル。ちょっとだけ散歩に行くネ。大丈夫、無謀な事はしないヨ。」
近藤は神楽を心配そうに見上げるが、神楽は笑い、ゴリの肩をポンと叩き、店内を出る。沖田は、まさか神楽が来てる事とは思いも寄らず、その影を気にも止めないまま神楽はその横をすり抜けていった…。



・・・・To Be Continued・・・・・

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沖神Rank

Category: ★非・日常的なせいかつ
Published on: Fri,  06 2010 20:18
  • Comment: 1
  • Trackback: 0

1 Comments

玲桜  

なんと!!
また話が面白い方向に飛んで、びっくりしつつも感嘆です!!

二人のすれ違いと嫉妬!!おいしい^ω^

この状況を二人がどう乗り越えるのかっ!!
楽しみです!!

2010/08/11 (Wed) 17:01 | REPLY |   

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