非・日常的なせいかつ act 49

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「あぁぁああ!!――――てか、マジビビッた。」
言いながら、沖田は額に手をやり、汗を拭う。それをはらう。すると手からピッと水分が飛び散った。
神楽は起き上がる。本当はもう少し沖田の腕の中に居たい…。そう思ったが、今は恥ずかしさの方が若干勝った。
沖田は、自分の皮膚から噴く汗を何度もシャツで拭く。しかしそのシャツはもう十分過ぎるほど汗を吸い込んでおりあまり意味が無かった。
神楽は、何か拭くものが無いかと思ったが、麦わら帽子以外何も持っていない事は知ってる上、ワンピース一枚じゃどうにもならない事も分かっている。神楽はそっと沖田の顎から滴る汗を拭おうと手を伸ばす。
その手を沖田が掴んだ。

「いいって。汚ねェから…。」
神楽は反対の手で汗を手の甲で拭う。神楽の手には汗が光った。
「汚くないアル…。一生懸命探してくれた証の汗ネ。勲章ヨ。」
そう神楽は微笑む。沖田は後頭部に手を滑らせ、撫子色の髪の中をくぐり、当て、自分の方に強く引く。
そのまま唇と唇のおうとつを合わせた。
神楽の長い髪は風に靡く。誰にも見せないように、まるで隠す様に、その色の中に二人の顔は包まれる。
もっと、もっとくっついていられるようにと、沖田は背に手を回し、引く。神楽は自由になっている自分の両手を沖田のシャツにへと持って行く。
濡れていたが、少しも嫌じゃなかった。むしろ自分のための汗と思えば愛しくさえ思えた。
しかし、やっぱり沖田は少々気になるらしく、そのおうとつを深く絡めたまま神楽の手を自身の首へと誘導させた。
同じように汗ばんではいたが、沖田が此処がイイと言うならばと、神楽はそのまま首に絡ませた。
沖田は、やっと集中出来るとでも言う様に、神楽の肩と背を抱きこむようにそのおうとつを強く絡める。
互いに強く、浅く、下から、上から、左から、右から。
いっそこのまま呼吸が出来なくても、この甘さだけ、感じていられるならば…そう強く絡めた。
ベタベタと皮膚がくっつくが、それはちっとも嫌じゃなかった。
しかしそれを一本の電話の着信音で裂かれた。
神楽はその、おうとつから自身を引く、しかし離れたその温度を引き戻すように沖田は後頭部に手を置き、引く。
「ちょ…おき…田ッっ。携帯!」
「ンなもん無視しろィ。」
「駄ッめアル!ふ、むぅぅッ…。」
着信音は鳴る、響く。神楽はその携帯をと沖田の胸ポケットに手を伸ばすが、容易に捕まえられてしまう。
そして重ねられる。絡められた。神楽はそれを退けるようにもがく。やっとの思いで顔を逸らす。
「沖田っ!携帯!携帯ィ!―――ひゃぁッ。」
逸らした先、沖田は神楽の首筋に噛み付く、強く、吸う。甘く、舐める。
「沖っッ!!やッ。ヤっ…。」
いやいやと沖田の頭を両手で掴み、囲う様に引っつかみ、退かそうと試みるが、上手く手に力が入らない。
「…テメーが悪い。テメーのそんな声聞いた所為で、マジ治まりつかなくなっちまった。」
一度、神楽の蒼に緋色を重ねた。その色は、荒々しく、充血し、艶っぽい。神楽は言葉に詰まる。
顔をくしゃりと、唇を噛む。蒼色は潤む。水をポトリを落としたように、光る。
沖田はその顔で、そのまま神楽に体重をかけ、砂に背を付かせる。言葉を交す間も無く、その温度は落ちていく…。
―――が、二度目の着信音が響いた時、沖田はその動きをとめた。一瞬重なった瞳の奥で何か考えたように見つめられたが、軽く舌を鳴らすと体を起す。そして胸ポケットから携帯を出し、ピっと押す。

神楽は、確かに止めてほしかったが、あまりにも簡単にその重さから解放されると、何となく物足りなさと、寂しさに襲われた。
沖田が電話の向こう側の人物に敬語を使ってることから、相手は近藤だと察した。恐らく着信音で誰か分かるように区別してると思われた。すると先ほどの電話の相手は土方かと何となく感じる事が出来た。

頭を掻きながら、お騒がせしやしたと謝る沖田を見ながら、ほんのちょっと、自分が本当は一番じゃなかったと神楽は頬を膨らませたのだった…。


・・・・To Be Continued・・・・・

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沖神Rank
Category: ★非・日常的なせいかつ
Published on: Mon,  09 2010 19:18
  • Comment: 1
  • Trackback: 0

1 Comments

玲桜  

近藤にまで嫉妬しちゃう神楽ちゃんがかわいいです♪

久々?に甘さ多めですね^^

では続きを!!

2010/08/11 (Wed) 17:30 | REPLY |   

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