や き も ち act 4

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(えんぴつマークの英語のところです)
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近藤、土方、沖田が通りを、並び歩いていると、手提げ袋を持った義正が、程なく現れた。
辺りは暗いが、街のネオンや明かりで、眠らない街、歌舞伎町だと確かに思わせる。近藤は手をあげる。義正は近づき、沖田と土方の姿を確認すると、ぺこりと頭を下げた。近藤は順にそれぞれを紹介する。土方と沖田は、無愛想までは行かないが、表情が乏しく、軽く頭をどうもと下げるだけだった。
それとは反対に義正は、そんな二人に笑顔を向け、深々と、ありがとうございますと先に礼を言う。
さすがの土方も、無愛想な表情を崩し、男の物腰の低さに、少々自分の態度を改め、頬を照れた様に掻いた。

そんな雰囲気を、沖田の一言が裂く。
「義正さんとやら、そんなにその女は別嬪なんですかィ?」
特に笑いもせず、殆ど無表情。本当に聞くほど興味があるのかと聞きたくなる面持ちで沖田は義正に質問を投げかけた。
義正は、一瞬、沖田から話しかけられた事に驚いていたが、直ぐに気を取り直し、はにかんだように頷き、口を開いた。

「はい、その容姿もさる事ながら、彼女自身も可愛い性格(ひと)なんです。と言っても、彼女に行為を寄せて居るのは僕だけじゃないんですが。」
「女なんぞ、化粧で幾らでも化けやすぜ。」
「そうですね、ただ、何となく彼女は、化粧のその下も、きっと綺麗な素顔なんだと思います。綺麗な中に、可愛らしさがあって、でも、全くその事を鼻にかけてなく、誰にでも親しみやすく、笑顔を絶やさず、そんな中でも、気付く所は気付いて…。」
「大層な惚れ込みようで。」
沖田は、淡々と話し続けた。それを後ろから土方が、小気味よくしばいた。
沖田は顔をしかめ、土方を振り向く。
「テメーには表情と人間の情ってモンがねェのか、オイ。」
土方は、対して興味もないのにそんな風に失礼な態度を取るんじゃねェと、目を吊り上げた。
沖田は、一瞬。確かに、と考えた。
そんな二人の会話を、今度は義正が裂く。
「でも、お二人程の方が来られて、正直焦っています。」
はっ?っと土方と沖田は義正の方に向く。義正は再び口を開く
「こんな、僕から見ても格好いいお二人の方に彼女が目を奪われてしまわないかと。」
すると、今度は、近藤が口を開いた。
「いやいや、大丈夫だよ。そんなにイイ女なら、外見なんかに魅せされる事も無いだろう?ちゃんと中身も見てくれるさ。それにな、この二人はとっくに心に決めた女が居座っているからな。心配はしなくていい。」
「近藤さん、それじゃ俺らは心を見た時点でアウトって事ですかィ。ドス黒いってェ事ですかィ。そいつァ、土方さんだけでさァ。」
「何ドサクサに紛れて言ってんだァ?ナンなら今から道場に帰ってその腐った性格を鍛えてやろうか?」
土方は、沖田の胸倉を掴む。沖田はそんな土方を冷めた目で飄々と見上げた。そこに近藤が入り、いつもの様に仲裁に入る。そんな一連の行動を、義正は口を開け唖然と見ていた。二人の首根っこ捕まえれ近藤は空笑いをした。この人選はやはり間違いだったかと、少々、いや、かなり悩んでいる面持ちだった。

それでも、義正に気を利かせ、近藤は言葉を出した。
「こ、こいつらはまだまだ、未熟者で、この通りまだまだガキだがな、お前さんは年も若いがその心構え、その芯の強さには、俺は脱帽している。なぁに、男は妻を娶ってから更に大きくなることが出来る。お前さんなら必ず彼女をオトせるさ。そしてさっさと契りでもなんでも交わして、一緒になっちまえばいいんだよ。お前さんの良さはこの俺が保障するさ。」
近藤がそう言葉を放つと、義正は照れた。

そんなながらも、足を向わせて着いた先。
「なんでィ。ここは老婆の姿をした妖怪が一人で経営してると…。」
「総悟、止めとけ。噂じゃ万事屋の奴でも敵わないとされてるお人だぞ、きっと、殺される。」
近藤は、沖田の肩に手を置く。そして項垂れた。そんな近藤を見た後、沖田は上、つまりは二階を見つめた。
其処に土方の声がかかる。
「後にしろ。」
沖田は後方に視線を流す。勘のきく、この男の事だ。恐らく自分がイライラと最近していた元凶を知っているのだろうと考えた。もしかすれば、姉のミツバからの線で知ったか。どちらにしてもやっかいな奴だと舌を鳴らし、一瞬息をつき、諦め、既に中に入っていく背中の後に続く。程なく、老婆の姿の妖怪から、いらっしゃい。声が聞こえた。義正はこんばんわと言う。そして彼女の姿をすぐに探し始める。何だかんだ言っても、其処まで惚れ込んでいる女の面には、近藤、沖田、土方も少なからず興味が沸いている様で、義正と同じように首を左右へ振り、探した。

中に完全に入った所で、お登勢から、珍しい人間が来たモンだよ。そう言われた。其処に座んなとの言葉に近藤は軽く頷き、端の広めの席につく。義正が首をふり、探していると、それに気付いたお登勢が、笑みを漏らしながら口を開いた。
「今、裏のビールケースを運ぶ様に頼んだとこさ。すぐ来るよ。」
全て見透かした様にお登勢は笑う。義正は恥ずかしそうに首をすぼめた。

近藤を角に、向って、左に土方、沖田と座る。義正は、恐らく近藤の向かい側に座るのであろう、椅子を空にしたまま、店の奥に繋がるそのカウンターで女を待っているらしかった。
土方と、沖田は、面倒くさいこの上ない面持ちで背を椅子につけていた。すると、お登勢の声がそれぞれの聴覚を刺激した。
「ほら、今日も来てくれてるよ。まったく毎晩ご執心なこったね。」
義正は、照れた表情をお登勢に一瞬むける。そして姿を現した女に、手提げ袋の中から、肉まんを三つ渡す。女は喜び、微笑んだ。お登勢は気を利かす。
「ほら、席に付かせてもらって食べて来な。今日は顔見知りも居るようだからね、それも3人さ。お手拭きも忘れんじゃ無いよ。」
義正は、嬉しさを込み上げるこの時間をと、静かに席に付く。土方、沖田、近藤は、奥を確認する様に乗り出す。もし、出てくるのが、実は、この義正と言う男が、稀に見るB線で、込み上げる笑いを止めるのが必死な面の女が、出てきたらどうしようかと、本気で考えていた。そんな三人にを義正は、すぐに来ますよ。そう笑った。
程なく、奥から人影が動く、一度死角に入り姿を消した。そして、女は姿を現した…。






・・・・To Be Continued・・・・・

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沖神Rank
Category: ★や き も ち
Published on: Fri,  20 2010 06:40
  • Comment: 10
  • Trackback: 0

10 Comments

真奈美  

うわ~
沖田がどんな反応するのか...ドキドキ

2010/08/20 (Fri) 08:03 | EDIT | REPLY |   

雪良  

うわぁぁ修羅場だ(」゜□゜)」
総悟怒りそうだなぁ
ハラハラしちゃいます(◎o◎)

2010/08/20 (Fri) 09:37 | REPLY |   

るみしー  

今日から月曜日まで私、夏休みでごじゃいます、がはははは。自然と笑いが出てきます。
こんにちは、ツンデレさん

ツンデレさん、いやいやいや、期待を大いに裏切りますね!
皆が言葉もなく驚きぶったまげる様子が目に浮かびます。
ハリケーン総悟は次回ですか・・・・・。
知ーらんで、知ーらんでー、先生にゆーたろ!というフレーズが浮かんできました。
でも何故に今、幼き日のそのフレーズが・・・・・。
ツンデレさんはご存じですか?そのフレーズ。
もう今は言わないのかな?

正直なところ、修羅場が待ち遠しいです。

2010/08/20 (Fri) 11:13 | REPLY |   

玲桜  

土方と総悟の掴み合いには毎回爆笑です^□^

そしていよいよ次回ですか!!
二人がついに、対面・・・!!

ハラハラドキドキ連続ですね^^b

2010/08/22 (Sun) 12:32 | REPLY |   
ツンデレ→真奈美ちゃんへ">

ツンデレ→真奈美ちゃんへ  

Re: タイトルなし

ツンデレ→真奈美ちゃんへ">

沖田の恐さがじわじわきますよね!

神楽の反応、神楽の表情、
まだ考え中で、私も楽しんでるんです +.(≧∀≦)゚+.゚

2010/08/24 (Tue) 17:14 | ツンデレ→真奈美ちゃんへさん">REPLY |   
ツンデレ→雪良ちゃんへ">

ツンデレ→雪良ちゃんへ  

Re: タイトルなし

ツンデレ→雪良ちゃんへ">

総悟の怒ったり、キレたりするのって、大好物!!

ドキドキしちゃうんだけど、
やっぱりどんな風に起こるのかな?
って萌えちゃうんですよね (人´ω`*).☆.。.:*

2010/08/24 (Tue) 17:19 | ツンデレ→雪良ちゃんへさん">REPLY |   
ツンデレ→るみしーちゃん">

ツンデレ→るみしーちゃん  

Re: タイトルなし

ツンデレ→るみしーちゃん">

るみし~さん!
あたしも、そのフレーズしってるヨ☆
でも、ちょっと違う!えっとね、うちの地元では、
し~らんで、し~らんで~、せ~んせいに、ゆ~ちゃろぉ!

デシタ *:.。.:*゜( n´∀`)n゜*:.。.:*
なつかしい…☆

この作品は、すっごく初期の物語なんですよ
それをリメイクしまくって、えェそりゃ、原型がない程に
作り変えてupしてきますですぅぅ☆

もうすぐ修羅場…!?

2010/08/24 (Tue) 17:28 | ツンデレ→るみしーちゃんさん">REPLY |   
ツンデレ→玲桜ちゃんへ">

ツンデレ→玲桜ちゃんへ  

Re: タイトルなし

ツンデレ→玲桜ちゃんへ">

トッシーと総ちゃんは、もはや漫才化
してますよね!!

あたしも、二人のくだりは大、大、大好きです☆

まだ、まだハラハラ、ドキドキは
続きます!!
核心までは、もう少し…と思わせといて
一気にィィィ (笑) 
゜。+゜(*′▽`*)。+゜。

2010/08/24 (Tue) 19:16 | ツンデレ→玲桜ちゃんへさん">REPLY |   

カズエ  

相変わらず、、

ツンデレさんの文才には感服です、、、!!
なんというか、、描写がうますぎます、、!!!

2010/08/29 (Sun) 01:07 | REPLY |   
ツンデレ→カズエちゃんへ">

ツンデレ→カズエちゃんへ  

Re: 相変わらず、、

ツンデレ→カズエちゃんへ">

んなんな。
書き続けて、探索しんを忘れずに
そして楽しむ事を忘れずに。

これをいつも頭の中に置いて頑張ってますです★

カズエさんも、一つ物語を完成させると
そのスキルは格段に上がってるんですヨ!

なんて、あたしなんかは、まだまだ人にアドバイスできるほど
大したもんなじゃないんですが(汗)
一緒に頑張ろうね★カズエチャン!

2010/08/30 (Mon) 04:27 | ツンデレ→カズエちゃんへさん">REPLY |   

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