Sweet selfishness ~甘い我侭~ act 15

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たった一本が、今は、宝物みたいにキラキラと輝いている。何度見ても飽きないし、いつまでだって眺めていたい。
勝手に顔がにやけてくる。周りを見渡しても、ほら、皆同じ顔…。

「ね、何だか信じられない気持ちでいっぱいアル。」
「本当ねぇ。何だか、胸が一杯だわ。」
「すっごいッス。だって、このお腹の中に伸介の赤ちゃんが居るっスよ!」
「このお腹の中に十四郎さんの赤ちゃん…。」
また子に続き、神楽、ミツバ、お妙とお腹に手をやった。既にその顔は母親の表情を垣間見せている。ゆっくりとさすってみた。まだ動くはずもない。ちゃんと病院に言ってもない。ただ、何となくちょっと前からそうかな?それぞれは思っていた。妊婦特有の気持ち悪さが、既に出始めていたのだ。

自然と交わした視線の後、こみ上げてきた気持ちに皆で微笑んだ。
「ね、いつ言うアルカ。」
「じゃ、いますぐっス!」
「えっ!さすがに今すぐは…。」
神楽とまた子の突拍子もない言葉に、さすがのミツバも止めた。
お妙は、「エアコンの温度の下げ過ぎも、体を冷やしてしまうからよくないわよね。」そうちょっぴり温度をあげた。外は、灼熱の太陽が照り付けているであろう。行き来する人の手にはハンカチや小さめのタオル。

ちょっと前に,お互いのメールに入った言葉。何かにおいが鼻についちゃって…。
何となく確信していた。月ものが遅れていたのは言うまでもない。神楽とまた子は、会社用の靴も、少し前にペッタンコ靴に変えていた。まだ、早い。まだ早い。ちゃんと検査するまでは…。みんなの仕事の休みの日に集まろう。そう言った先週。会社ですれ違う人の香水の匂いが鼻につく。もっと言えば、それぞれの彼氏が愛用している香水にも反応をしめしていた。
あの数ヶ月前の一件以来。忙しい合間。時間にして、ほんの十分でも時間を作ってくれるようになっていた。その間にも、色々あった。逢ってしまえば、どうしても離れがたくなる。まるで遠恋の様な気持ちに襲われた。また泣いた日々もあった。それでも、逢えないよりは、ずっと、ずっとマシだった。
約束がキャンセルになる事もあった。しかしそんな時は、どんなに深夜になっても、自分が寝ていたとしても、そっと家に来て、自分の隣で寝ていた。深夜、ふと目を覚ますと、時々自分の隣で寝ている男がたまらなく愛しく、ずっとその寝顔を見ていた。

しかし、そんな自分達の赤ちゃんが、自分の中にいる。嬉しくて仕方なかった。神楽はオレンジジュースを口に含み、皆を見る。
「でも、早く言わないと…。つわり??て言うアルカ。隠せないヨ。」
「そうよね。でも先に病院に行って、ちゃんと診断してもらうのがいいと思うのよ。」
「それはそうっスね。」
「だったら、行かない?病院に?」
エっ?ミツバの言葉に一同唖然となる。待て待て、とりあえず落ち着こう…。と。
「い、つ?」
「今からはどうかしら?」
「い、今からっスか?すっごいいきなりなんスけど…。」
「だって、また皆のお休みに合わしてたら遅くなっちゃいそうだし…。ほら、今日は十四郎さん達とも予定立ててないわけだし。」
「それもそうね…。行きましょうか。」

神楽とまた子は、めずらしく、呆気にとられた。
お妙は飲みかけのオレンジジュースを一気にストローで飲み干した。ミツバは保険所のチェックをしている。待て待て…。
嘘でしょ?そんな面持ちの二人を他所に、お妙はタクシーを呼んだ。

「ぇえ!ちょう待っ――。」
「本気っスか?」

『マジっスよ!』
お妙とミツバは言いながら笑った。二人に手をさしのべ、行きましょう?そう立たせた。いつもは、反対に自分達が手を差し伸べる側だが、何だか今日のミツバとお妙は、強引と言うか、頼もしいと言うか…。神楽とまた子は思わず二人、顔を見合わせたが、ふふっと笑うと決心した様に『行くか!』と気合を入れたのだった…。

・・・・To Be Continued・・・・・


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Category: ★゚・*:.Sweet selfishness ~甘い我侭~.:*・゚
Published on: Sun,  17 2010 21:47
  • Comment: 2
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2 Comments

きょん  

あ、あああああああああ!!!
怖いです。
「これから出す予定のはなし」
には怒られると書いてありましたから、なんか怖いです……

でもここで素直に喜ばれたら、アレ?てなります。ずっとハッピー!!な作品はツンデレ様にはないですもん。
エピソードじゃなくて物語になっていて、喧嘩して、仲直りして……と言うのがツンデレ様の作品の魅力だと思います。


本誌がだんだん終わりに近づいて来た気がします。空知先生は締め切りに終われてその時その時をクリアすることしか考えていないようですが。
銀魂が終わっても書き続けて下さいね!銀魂とツンデレ様は私の命綱です。


長乱文失礼しました

2010/10/18 (Mon) 07:36 | REPLY |   
ツンデレ→きょんちゃんへ">

ツンデレ→きょんちゃんへ  

Re: タイトルなし

ツンデレ→きょんちゃんへ">

ずっと、ハッピーな話はない…。うん。
確かにw。でも、生きてたら、やっぱり
いい事ばかり続かないからね~★

やっと好きな人と彼カノになれても、
やっぱり其処には、皆のドラマがある様に、
この物語も、そんなドラマがあるのです

なんつってww。ちょっと格好よく言ってみた^^

てかキョンちゃんンンンン!
もう君、ウケるし!
命綱ってww

ありがとございまさァ !

2010/10/26 (Tue) 16:20 | ツンデレ→きょんちゃんへさん">REPLY |   

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