木賊色の唄 act 3

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「ち~づるちゃん。」
甘ったるい声が特徴の人物が自分の背に声をかけてきたので、千鶴は後ろを振り返った。立っていたのは、今しがた風呂から出てきたばかりの沖田だった。
「沖田さん。どうされたんですか。」
とっくに風呂を済ませた千鶴に突然沖田がぐっと近づいたので、千鶴はわっと驚き、慌てて体を離した。すると沖田はクツクツと笑いだした。そしてふっと笑うと口を開いた。
「ふーん。左之さんの言ってた事は本当だったんだね。」
沖田の言葉の意図がつかめずに千鶴が首をかしげると、また柔らかく沖田は笑みを漏らした。
「千鶴ちゃんは僕が近づいて驚きはするけど、頬を染めてはくれないんだね。」
そう言った後、意味しげに口元をあげた。
「まっ。いいけど~。」
そういうと、もう用は済んだとばかりに沖田はするりと千鶴の横を通りぬけた。慌てて千鶴が振り向くと、振り向くと分かってたように、その手をひらひらと振っていた。沖田が去った後、やっと左之助が話たのだろうと顔を恥ずかしそうに染めた。しばらく其処に立ち尽くしていたが、自分は喉が渇き水を汲みに行こうとしていたのだと気付き、足早にかって場へと足を進めた。

すると今度は平助が千鶴と同じ様に水を汲み、飲んでいたので思わず千鶴は固まった。余計なお膳立てが何処でどんな風に沸くかも分からない今の状況で、余計に千鶴は意識してしまい思わず背をむけたが、その背に平助の声がかかった。
「千鶴。どうしたんだよ。」
一度、きゅっと目を瞑ったが、息を吸い込み振り返った。
「あ、お、お水をね…。」
「水?あぁ、やるよ、俺もう飲んだから。」
ぐいっと手で唇を拭った平助が千鶴に今しがた自分が飲んでいた湯のみを渡した。それをおずおずと千鶴は受け取ると、まだ中にたっぷりと入っている水を飲み干した。
さぁ、これで十分だと思った千鶴に今度は別の声が背にかかった。その声は昼間自分に任せとけと言った張本人、左之助だった。

「こんな所に居たのかよ。探しまわったぜ。」
「えっ。私に何か用でしょうか?」
千鶴の言葉に一瞬にやりと笑ったかと思えば遠慮なく千鶴の手を引いた。

「近頃肩が凝って仕方ねーんだ。ちょっくら揉んでくれよ。」
沖田に負けじ劣らずの甘ったるい声で千鶴に囁くと、ひゃぁと千鶴が声をあげた。
「ももも揉むって何処をですか?!」
予想以上の千鶴の慌てぶりに左之助はぶはっと吹き笑い出した。
「肩だって。肩。ほら、早くいこうぜ。」
笑う事によって出てきた涙を目尻ですくうと千鶴の手を引いたがその反対側を平助が引いた。ここでも驚いた表情をさせた千鶴をそのままに左之助は獲物がかかった様な視線をやった。

「いくらなんでもそれはマズイんじゃねーの?一応千鶴女の子なんだし。」
喜んだもの束の間、一応と言う言葉に思ったよりもショックを受けた千鶴は顔を曇らせた。どんなつもりで言ったかは分からないがその平助の顔は不満そうに左之助を見上げている。かかったなとでも笑うように、左之助は口を開いた。

「じゃぁ、オメーも揉んでもらえばいいじゃねーか。」


・・・・To Be Continued・・・・・
Category: 初めにお読みください
Published on: Sat,  13 2010 20:47
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2 Comments

きょん  

ちょぉうΣ(゜〇゜)
左之さん策士(≧∇≦)

2010/11/14 (Sun) 14:18 | REPLY |   
ツンデレ→きょんちゃんへ">

ツンデレ→きょんちゃんへ  

Re: タイトルなし

ツンデレ→きょんちゃんへ">


誰を策士にするかって
色々実は考えたんだぁ^^。本当は沖田さんとかどうよ。
なんて思ってみたり…。
でも、沖田しゃんは、もっと別で使いたいとか思ってね
左之さんにしちゃった★

そしたら以外にしっくりきちゃって、
ちょっとホッとしたのです♪

2010/11/29 (Mon) 18:17 | ツンデレ→きょんちゃんへさん">REPLY |   

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