【othello】

表紙&裏表紙 イラスト :
シロマイナスクロ様宅・yunata様


本文から一部抜粋

「どうして?」
神楽のはいた息は、沖田の唇に触れた。
「惚れてる」

質問の答えになってないヨ。そう言いたかった唇は、再び沖田の熱に溶かされた。おうとつを合わすように、隙間を埋めるように、ゆっくり、ゆっくりと……。硬直していた腕をピクリと動かし、そのまま沖田の服を掴んだ。沖田は神楽の肩に手を回し、ぐいっと引いた。助手席から身を乗り出すような格好となった神楽をぎゅっと抱きしめ、一度軽く話し、そのまま塞いだ。

にゅるり。舌先を忍ばせた。神楽は驚いたように離れようとした。離さねェと沖田は更に強く抱きしめる、押し付けるように塞ぎ、強引に滑りこませた。ドンドンと叩く神楽を無視し、神楽の舌を絡めとった。鼻から苦しそうに息を漏らした。

なやましげな声をあげた。それでも沖田は離さない。しばらく暴れていたが、やがて観念した様に神楽は大人しくなった。たどたどしく舌を絡めてみると、沖田は嬉しそうに一瞬笑った。

離れてみれば、銀色の糸が引いた。
神楽は恥ずかしそうに口元を拭った。そんな神楽を見た沖田は頬に手をやり、もう一度唇に、ちゅっと音を鳴らした。

「沖田先輩……。強引すぎ……、アル」
「あぁ。俺も初めて知ったんでさァ。惚れた女を前にすると、気持ちに歯止めがきかなくなるって事をな」
「あ、あんまり惚れた惚れた言わないで欲しいアル」

「なんでィ。照れてやがんのか?」
「別に照れてなんか……。ないアル」
「ったく、素直じゃねェ奴……。――で?」
「で?」
「だから、――返事は?」

沖田はまっすぐ神楽を見つめた。神楽は俯き、手をいじいじとさせている、もごもごといい始めた。
「だって、先輩。すっごいモテるし、大体、そんな事誰にでも言ってそうアル。それに、もし先輩が飽きちゃったら……。

だ、大体あたしは先輩の事、別に好きなんかじゃ、好きなんかじゃ……。だって、――本当に?」
沖田は神楽のおでこにちゅっと音を落とした。コツンとくっつけたそのおでこ。鼻先がくっついた。
「大切にする。絶対ェする。お前の親友にも約束したしな」
「親友? また子?」
「そうでさァ。大切にしてやるんだったら、祝福してくれるってよ」

一瞬俯いた。考える様な仕草を見せたが、ちょっぴり拗ねた様に、甘えるように、沖田の顔を見上げた。
「――本当アルカ?」
あぁ。そういった沖田の首に、おずおずと神楽は手を絡ませた。神楽の行動を、信じられない様に目を丸くさせたが、ふわりと笑みを見せ、その華奢な体をぎゅっと抱きしめた。

以下省略

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【othello】 は、ブロマガ小説であり、トップページに記載しております ^^


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完成 ブログ用   
あ1







Category: ★othello ブロマガ
Published on: Sun,  09 2010 13:08
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