キャラメル★パレット act 30

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↓↓↓↓↓↓↓↓ 「あ……あの……っ」
たった一言出した寧々の顔は、ただ恥ずかしそうに下を向いていて、けれどその横の雅を見てみると、初めてではないのか、今にも悪態をつきそうになっていて。

「ね、君達、銀魂高校の生徒だよね?」
そう聞かれれば答えるしかなく。
「そ、そうだけど」
「二人とも、可愛いから、ずっと目立ってたの、きづいてた?」
そんなの、気づくわけもない。
自分達、たった二人に、四人の男にかこまれて、さすがの雅も強く出られないのか、二人ぎゅっと手を握り締めた。

「わ、私達、行かなきゃいけないから」
言いながら、後ずさりする。
その雅の手を、男は、簡単にとってしまった。
「じゃ、一緒に行こう」
あまりにも簡単にされる行為に、雅はあぜんとなる。

「ちょ、ちょっと! 離してっ!」
なんて強引なの? そうは思うが、捕まえられたその手は、かっちりと自身を捕まえている。
分かっているが、敵わない。
手をぶんぶんと振る雅の隣、寧々にも、同じ様にその手は出された。

「君も」

言いながら、意図も簡単に寧々の手は絡められた。
わっとなった寧々だけれど、雅みたく、強く出られないのか、繋がれたその手を、ただただ唖然と見下ろしている。
信じられない。 思いながら雅は、必死になって抵抗してみる。けれどどんなに離そうと思っても、まったくその力にかなわない。

その場になんとか踏みとどまろうとしては見るが、その彼女達の足は、簡単に浮いた。

い、嫌―――――っ。
目をきゅっとつむった彼女達のその手を、掴んでいるその手、それを上から、二人の男の手が掴んだ。
その手は、彼女の手に食い込んでいる手を、ゆっくりと力を入れ、離した。

「何でィ、この手は?」
特徴のあるその話かたに、すぐに彼女達はピンと来た。
「そ、蒼く……」
言う寧々の前、男からかばう様に、蒼は立った。
「どこの誰をナンパしてんでィ」

するどく、さす様に向けられた視線に、寧々の前に立つ男は息をのんだ。
そしてそれは、雅も、寧々も同じであって。
「悪りィが、そんな簡単に触ってもらっちゃ困る女なんでね、こいつは」
同じく雅の手から男の手を離し、隼人から出てきた台詞に、雅は頬を真っ赤に染め上げた。

さっきまで、どこをどう探しても見つからなかったのに、どうしてこうも、タイミングよく、まいどまいど出てきては、そのトラブルになる根源を消していくと言うか、更にぐるぐると混じり合わせてくると言うか……。
どちらにしても、嬉しい事にはまちがいないけれど。

さっきまで、雅と寧々をナンパしていた、その生徒達は、双子の面を見るなり、情けないが敵わないと判断した様で、すごすごと背中を向ける羽目になった。

息をついたのも、つかの間。
そして改めてその双子を見ては、まずは赤面する事になる。
なんせ、お互いに着ているのは水着なのだから……。




・・・・To Be Continued・・・・・
Category: ★キャラメル ★ パレット(hit小説)
Published on: Thu,  18 2013 20:40
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