Day After Tomorrow act 6

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↓↓↓↓↓↓↓↓ 「ねえ、銀ちゃん。ホワイトデーのおかえしは、三倍返しって言葉、知ってるアルカ?」

坂田銀時が、3/12日、神楽から、この話を持ちかけられたことから、話ははじまった。

昔と変わらないソファに寝転んで、両手でジャンプを読みふけっているこの男に、神楽が話しを持ちかけたのは、ホワイトバレンタインデーの二日前の事だった。
神楽の言葉に、一瞬、耳をかたむるそぶりを見せたけれど、その返答は返ってこないまま。
今から、丁度一ヶ月まえ、神楽が渡してくれた特大チョコレートを、不思議に思いながらも、その魅力に負けてしまい口をつけてしまった事。
ニコニコと笑みを浮かべながら食べる自分をみていた神楽が、今、同じように目の前にいる。

もう後悔しても、遅かりしだということは分かっているはず。
なのに悪あがきをすべく、銀時は無言のまま、その場を流した。
「銀ちゃん」
神楽がそう呼ぶ声は、こんなにも柔らかかっただろうか? 確かに成長すれば、多少なりとも色気がでてくる。
そっと、ジャンプをずらすと、神楽の顔を見上げた。そこには、ストレートな髪を腰までなびかせ、おうとつらしきある体をもった神楽が、にっこりと笑っている。

「ホワイトデーのおかえしに、私の願いごとを聞くヨロシ」




両手に持っていたジャンプをずらし、銀時は呆れ顔で、神楽をみあげている。
そして、またジャンプを元どうりの位置にずらすと、あからさまに読み続けた。
「ぶふぉっ!」
今の声は、神楽の鉄拳が、上から、落ちてきて、顔面にクリーンヒットした音。
苦しいは、痛いの銀時は、とりあえず、きくそぶりだけでも、みせてその場をしのうごうと、体勢を整えた。

神楽のこの手の話は、正直、今となれば、日常茶飯事といえる。
それに付き合わされる事に、嫌で逃げてはみせるけれども、神楽のしつこさは尋常ではなく、結局、いつもこの後、お決まりの展開になるのであった。

「で? 今度は何?」
こうなってくると、やっととばかりに神楽は口を開くのだった。

「あいつを過去から、呼び戻して欲しいネ!」

バカな事を言い出したのは、この口かとばかりに、神楽の両のほっぺを掴んでみるが、神楽は痛いというばかり。
「何、今度は何ですか?」
銀時は果てしなく、面倒で仕方ないと目で訴えている。
それもそのはず。神楽と沖田が付き合いだしては、早何年。互いのことなんて、誰よりも知っているはずなのに、いまだこの二人は喧嘩ばかり。それも毎度、毎度、癪にさわるほど、くだらない理由で。
それに、付き合わされる羽目になるのは、いつだって…。



「もう一回言ってくだせぇ、誰が浮気してるって?」

場所は移って屯所。
神楽からの抗議は、銀時へといき、面倒だと思ったときには、お妙の所へと、それを盗み聞きしていた近藤に渡り、流れのごとく、土方の耳へとはいる。
そして、この話は、回る必要のない、本人の沖田の元へと回ってきてしまった。

「いや、だからな、オメーは人の話を聞けっ…」
土方の言葉が終わるころには、沖田の姿は、そこにはなかった。勿論、土方の中で、こうなってしまう事は想定ないだったに違いない。

いつも暴走ぎみの神楽を沖田が恋人にして、早何年。
人生とは、なるべくようになり、おさまる所に、おさまるべくものだと、皆がみな、そう思ったものだった。

だけど、二人は、気に入らないことがあるたび、保護者代わりであるこの土方の元、そして、銀時のもとへと、いらぬ話を、持っていくことはよくあることだけれど、今度ばかりは……。

「ったく、あいつらは……」
そんな風に、言ってみるも、実は一番、あの二人を放っておけないのも、またこの男である。



沖田がくる、一時間まえ、昔よりも成長したぶん、悪知恵を働かすようになった神楽は、カラクリ職人である源外の発明品のひとつを、盗品してくることに成功していた。
もっとも、これには、源外のところまで、銀時から、神楽の計画がだだもれだった事からできたこと。
それを、神楽が知ってか、知るまいかはおいといて、その話に面白そうだとノッてきたお妙、やめろといいながらもノらずにはいられなかった新八。そして、誰よりも心配していたミツバ、そして中心人物である神楽の中で、幕はきっておろされることになったのだった。

・・・・To Be Continued・・・・・
Category: Day After Tomorrow
Published on: Fri,  22 2014 15:00
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