Day After Tomorrow act 11

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↓↓↓↓↓↓↓↓ けっして、優しくもない愛撫に責め続けられた神楽が目を覚ましたとき、そこには沖田の姿はなかった。
乱れていた服はしっかりと身につけられていて、でも、触れていた温かい熱は、けっして嘘ではなかったことを、
ちゃんと神楽の体は覚えていた。

身を起こした神楽は、ここが見覚えのある、沖田の部屋だと知る。

誤魔化されてしまったのだろうか? でも、そうじゃない気もする。
神楽の中では、まだ答えは出ていない。それでも確かに分かっている事といえば、こんな状態になってまでしても、沖田に惚れこんでいるということ。

情けないくらいに。

つんと、鼻の奥が痛んだと同時、涙が零れた。




翌朝、神楽は街へといた。

沈む気分のなか、あの後、沖田の部屋で見つけた一枚の写真。
そこには、あの娘が写っていた。

ちゃんと、沖田の口から話をしてほしい。
そう思いながら、沖田と繋がらない携帯をもちながら、神楽は街を歩いていた。

そして、沖田を見つけた。
あの日、あの瞬間、神楽の心をかき乱した娘と、二人、歩いていた。
さっきから、視界にちらほらと映るのは、仲むつまじく繋がれた二つの手。
その頬そめる表情をみれば、何も聞かずとも、彼女が沖田にどんな感情を抱いているのかが分かった。

きゅっと握り締めた神楽の手は震えていた。
何が、本当で、何が間違っているのか。本当に分からない。

でも、今、自分の瞳に焼き付いている光景が嘘だとは、思えないのも本当だった。

「動くな」

聞こえたのは、背中から。それと同時に、服越しにツンと突き刺さるは刃物の感触。
神楽は、コクンと喉を鳴らした。
振り返らなくても分かる。斜め上から聞こえた声。体格は自分より、一回りも大きい。
いつからいたのだろう。らしくないけれど、まったく気配に気づかなかった。

捻りあげてしまえば、あっと言う間に終わってしまう自信はあった。
それも何秒も立たず間に。
けれど、神楽は、動けなかった。

この場所に、いる事を知られたくない男が、この視線の先にいる。それだけで理由は十分だった。
左肩を持たれ、もう片方の手は、神楽の背骨へと刃先をつきたてている。
男が神楽の体を、ゆっくりと引くと同時に、神楽の足も後退した。

「ゆっくり、振り返れ」

言われなくても、そうするつもりだった。
まずその顔を拝んでやる。
そう神楽は振り返る。

「……動くんじゃねえ」

腹の底から、殺気を含んだ声が背中から聞こえた。

目の前にいるのは、街のゴロツキ。さっきまで、突き立てられていた刃物とは、違う、刃先が、神楽を通り越して、目の前の男の目の前にと、伸ばされていた。


神楽は、この刃をしっていた。
見なくても、振り返らなくても分かる。この愛刀は……。



「こいつに、何のようでィ」

さっきまで、当てられていた刃の先は、もう既に、地面へとおちている。

この声は、……沖田だ。


・・・・To Be Continued・・・・・
Category: Day After Tomorrow
Published on: Thu,  16 2014 18:31
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